argocraft 株式会社アルゴクラフト
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資料室/BXSに新しいWebアプリケーションを追加する(Windows2000版)


はじめに

Baykit XML Serverを使ってXiのプログラムを書いてみるに当たっては、自分専用の作業用ディレクトリを作っておきたいですよね。ここでは自分専用の場所(Webアプリケーション)をBaykit XML Serverに追加する手順をご紹介します。自分のマシンを使ってテスト環境を動作させる場合に、ブラウザで

http://localhost:8080/mytest/test.xi

とアクセスすることによって、Webアプリケーションmytest(自分専用のディレクトリmytest)に置いてあるプログラムtest.xiを参照することが出来るようにしてみます。

  1. 新しいWebアプリケーションmytest用のディレクトリ一式を作成
  2. 作成したディレクトリWEB-INF中へファイルweb.xmlを配置
  3. Baykit XML Serverへの登録(システム設定ファイルsystem.xml)
  4. Baykit XML Serverの起動

(注意:以下の例ではBaykit XML Serverバージョン1.0.26を使用しています)


1.新しいWebアプリケーションmytest用のディレクトリ一式を作成

Baykit XML Serverでは(というよりも、サーブレット環境では)、ここでいうディレクトリの追加を「Webアプリケーション」という単位で行います。mytestという作業場所の追加は「Webアプリケーションmytestの追加」となります。BXS_HOME\webapps以下にディレクトリを作成すると、そのディレクトリ名のWebアプリケーションが追加されます。ここではmytestという名前で追加してみます。以下のディレクトリ一式を作成してください。

  • BXS_HOME\webapps\mytest
  • BXS_HOME\webapps\mytest\WEB-INF
  • BXS_HOME\webapps\mytest\WEB-INF\classes
  • BXS_HOME\webapps\mytest\WEB-INF\lib

下図ではBaykit XML Serverがc:\bxs_1.0.26以下にあるものとして、次のようなディレクトリを作成しています。

  • c:\bxs_1.0.26\webapps\mytest
  • c:\bxs_1.0.26\webapps\mytest\WEB-INF
  • c:\bxs_1.0.26\webapps\mytest\WEB-INF\classes
  • c:\bxs_1.0.26\webapps\mytest\WEB-INF\lib


図1.新しいWebアプリケーションmytest用にディレクトリを作成


2.作成したディレクトリWEB-INF中へファイルweb.xmlを配置

作成した新しいWebアプリケーションmytest用のディレクトリ

BXS_HOME\webapps\mytest\WEB-INF

の下に、ファイルweb.xmlを配置します。図1の例では

c:\bxs_1.0.26\webapps\mytest\WEB-INF

以下に配置することになります。ファイルの内容は以下の図のとおりです。ディレクトリwebapps以下にある他のWebアプリケーション中の同じ場所(ディレクトリWEB-INF以下)に同名のファイルがありますから、それをコピーして修正し、使うと便利でしょう。


図2.WEB-INF中に配置するファイルweb.xmlの内容


3.Baykit XML Serverへの登録(システム設定ファイルsystem.xml)

ここまでに準備したWebアプリケーションmytestのディレクトリを、Baykit XML Serverに登録します。システム設定ファイルsystem.xmlは

BXS_HOME\conf\system.xml

図1の例では、

c:\bxs_1.0.26\conf\system.xml

にあります。applicationタグに囲まれた部分を追加することになりますが、前後にある同様の設定内容をコピーし修正して使うとよいでしょう。


図3.システム設定ファイルsystem.xmlの追記内容


4.Baykit XML Serverの起動

設定はここまでで完了しています。Baykit XML Serverを起動してみてください。既に起動済みの場合には、設定内容を有効にするために再起動してみてください。起動時の表示内容に、以下のように「Context : TEST」という新しいWebアプリケーションの表示が現れましたか。


図4.Baykit XML Server起動時の表示

ディレクトリ

BXS_HOME\webapps\mytest

の直下、図1の例では、

c:\bxs_1.0.26\webapps\mytest

が、いま新しく追加が出来たWebアプリケーションです。ここにtest.xiというプログラムを置けば、

http://localhost:8080/mytest/test.xi

のようにしてアクセスすることが出来ます。さぁ、どんどんプログラミングしてみてください!


おわりに

ここまでの作業で、自分専用のwebアプリケーションを作ることができたものと思います。サンプルプログラムを参照してXiでのプログラミングに取り掛かってみてください。Baykit XML ServerはHypersonicSQLも内蔵しているので、データベースを用いたWebプログラミングにもスムーズに取り組めるものと思います。


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